
発表会休みをいただいていた間
充電期間ということで
観たいと思っていたふたつの展覧会に足を運んでみました👣
まずは《クリムト展》ウィーン世紀末を代表する画家
華やかな装飾性と世紀末的な官能性を併せ持つ作品の数々
どちらかというと大人向きの展覧会です。
私がとても感動したのはこちら👇(壁画の一部です。)
【ベートーヴェン・フリーズ】というコの字型の34メートルの壁に描かれた壁画
天使たちの合唱と男女の接吻で締めくくられます😘
ベートーヴェンの交響曲第9番に着装を得たクリムトの黄金様式時代を代表する作品です。
この作品の展示はもちろん複製なのですが実物大で迫力のあるものでした。
もうひとつの展覧会は《ラファエル前派の軌跡展)
こちらは何度か観たことがある画家の作品が多く色彩的にも作風もクリムトとは異なります。
この展覧会には写真撮影がOKの部屋があります📷
なのであちらこちらで『カシャッ♪』というシャッター音が聞こえます。
ということで、私も撮影してきました😊
ロセッティの【魔性のヴィーナス】
丹念に描かれた花が美しく、この絵の魅力を増している気がします✨
《クリムト展》も《ラファエル前派の軌跡展》もどちらも見応えがありました。
作品の好き嫌いは人によって様々で構わないのですが
本物を目の前にした時に感じるあの独特の圧と言いますか
訴えかけてくる作者の思いを受け止め
いろいろと思いを巡らせること
芸術家の端くれの私にとってはとても大切な事✨
心の栄養になり、作品作りの糧となっているのです。
おかげさまで発表会休みは良い充電期間となりました。
皆様も是非、美術館に足を運んでみてください
お気に入りの1枚が見つかるかもしれませんよ😊